中東の宝石と呼ばれる オマーン。
美しい砂漠とアラビアンブルーの海、まるで物語の世界に迷い込んだような風景が広がる国です。
そんな魅力たっぷりのオマーンですが、イスラム文化に根ざした国だからこそ、旅行者が気をつけたい「ちょっとしたマナー」があります
実はこれを知っているだけで、現地の人との距離がぐっと縮まるんです。
今回は、特に女性旅行者に知っておいてほしいポイントを、やさしくまとめました。
1. 旅のファッションは「上品×控えめ」が鍵👗
イスラム圏では肌の露出が少ない服装が基本。
肩や膝が隠れる長めのワンピースや、ゆったりしたパンツスタイルが安心です。
- 透けない素材&風通しのいい天然素材がおすすめ
- ノースリーブやショートパンツは避けましょう
- モスク見学時は、スカーフで髪を覆うと◎
- ☕ ちょっとしたお出かけでも、「きちんと感」があると現地の人にとても好印象です。
2. 公共の場では「控えめな距離感」を💞
オマーンでは、人前でのハグやキスなどはNG。
仲良しの友達同士でも、スキンシップは控えめにするのがスマートです。
また、異性との握手も相手から手を差し伸べられたときだけ応じましょう。
日本の感覚よりも「ちょっと距離を保つ」くらいがちょうどいい距離感です🤍
3. お酒とカフェタイムの楽しみ方☕
イスラム教ではアルコールは基本的に禁止。
でも、観光客向けのホテルやレストランでは楽しめる場所もあります🍸
- 飲酒は「ホテルや許可のある場所」で静かに
- 道端や公共の場での飲酒は厳禁
- ゴミのポイ捨てもマナー違反⚠️
- 日中はローカルカフェでスパイス香るチャイを楽しむのがオマーン旅の醍醐味です✨
4. 写真は「一声かける」が旅上手📸
かわいい建物や民族衣装を見かけると、つい写真を撮りたくなりますよね。
でもイスラム圏では、特に女性の写真を無断で撮るのはタブーです。
- 撮影前に「May I take your photo?」と声をかける
- 女性や子どもは撮らないのが基本
- 政府機関や軍の建物も撮影禁止
- 「心のアルバムに残す」という気持ちを忘れずに🌺
5. 右手のエチケットを意識して✨
イスラム文化では、左手は不浄とされるため、
握手・食事・物を渡すときは右手が基本です。
ちょっとしたしぐさも、現地の人にはとても大きな印象を与えます🌿
6. ラマダンの時期は「静かな思いやり」を🌙
- ラマダン(断食月)は、イスラム教徒にとってとても大切な期間。
日中の公共の場での飲食・喫煙は控えましょう。 - レストランの営業時間が変わることも
- 飲み物を飲むときも、なるべく目立たないように
- 夜になると街中に活気が戻るので、それも楽しみのひとつ✨
7. 旅の基本は「敬意」🤍
イスラム圏のマナーは、厳しいルールというよりも「文化へのリスペクト」。
ほんの少しの気づかいが、あなたの旅をより特別なものにしてくれます。
- 控えめな服装
- スキンシップは控える
- 写真は一声かける
- 右手でのやりとり
- 宗教や習慣に敬意を払う
イスラム圏での主な禁忌
オマーンを訪れる前に、現地での過ごし方を少し知っておくと、安心して旅を楽しめます。イスラム文化ならではのマナーや「やってはいけないこと」を押さえて、大人の旅支度を万全に✨
🌴 オマーン観光中・ゆるマナーチェックリスト
食事
- 豚肉・豚由来の食品は避ける(ハム、ソーセージ、ラードなど)
- アルコール入りの飲食は控える
- 現地食堂や家庭ではメニューを確認
- ハラール認証マークを目安に
左手
- 物を渡すとき・握手は右手を使う
- モスクや礼拝所での写真マナーを守る
服装・接触
- 肩・膝を隠す服装を着る
- 公共の場での過度な接触(抱き合い・手つなぎ)は控える
- ラマダン中は公共の場での飲食を控える
- 日焼け対策や軽く羽織れる服で快適に
行動全般
- ギャンブル施設には近づかない
- お金の貸し借りや利子付き取引は避ける
- 現地の人に不快感を与えない行動を意識
ポイント
- 完璧に守る必要はありません。現地の人に迷惑をかけないことを最優先
- 左手・控えめ服装・ハラール食品を基準に行動すると安心
🌸おわりに
オマーンは、やさしさと品のある文化が息づく国。
マナーを知っておくだけで、現地の人たちが笑顔で迎えてくれる温かい国です✨
上品で心地いい距離感を楽しみながら、
“ちょっと大人のアラビアンナイト”を満喫してくださいね🕌💫